製造業の職種から探す
製造業の仕事を4つのグループ、12の職種に分けました。仕事内容や近い職種との違い、キャリアの広がりを比べながら、関連する記事を探せます。
02JOB
製造業の12職種を4つのグループから探す
職種名を開くと、その職種の仕事内容とよく出てくるキーワード、記事への入口が表示されます。
製造業の仕事は、設計から製造、品質保証、そして全体の管理までが連携して成り立っています。MONOSCOPEでは、この役割の流れに沿って職種を4つのグループに分けています。
- 01設計・開発何をどうつくるかを決め、図面やソフトウェアにする
- 02生産・製造設計をもとに、現場で実際にものをつくる
- 03品質・技術品質を保証し、技術で製品と顧客をつなぐ
- 04管理・企画調達・計画・組織運営で工場全体を回す

設計・開発
製品の仕様を決め、図面やソフトウェアとして形にする職種。
機械設計
製品や装置の構造・機構を設計し、3D CADで図面に落とし込みます。強度計算や部品選定も担当します。
機械設計の記事を見る電気・電子設計
回路設計、基板設計、制御盤やハーネスの設計を担当。ノイズ対策や安全規格への対応も行います。
電気・電子設計の記事を見るソフトウェア・組込み
マイコンやPLCのプログラム、制御ソフト、アプリを開発。ハードと連携した動作の作り込みが中心です。
ソフトウェア・組込みの記事を見る
生産・製造
設計されたものを、安定してつくり続ける職種。
生産技術
量産できる工程と設備を設計し、ラインを立ち上げる職種。工程改善や自動化の推進も担います。
生産技術の記事を見る製造・オペレーション
現場で加工・組立を行い、日々の生産を回す職種。安全確保と作業改善が土台になります。
製造・オペレーションの記事を見る設備保全
設備の点検・修理・更新を担当し、止まらない工場を支えます。予知保全への移行が進む分野です。
設備保全の記事を見る
品質・技術
品質を保証し、技術で製品と顧客をつなぐ職種。
品質保証・品質管理
検査基準づくりや不具合対応、監査対応を通じて製品の品質を守ります。
品質保証・品質管理の記事を見る研究開発
新しい材料・技術・製品を生み出す職種。基礎研究から試作・評価まで幅広く扱います。
研究開発の記事を見る技術営業・FAE
技術が分かる立場で顧客の課題を聞き、製品の提案や導入支援を行います。
技術営業・FAEの記事を見る
管理・企画
モノ・コスト・人の流れを整え、工場全体を動かす職種。
購買・調達
部品や材料の調達先を選び、価格・納期・品質を管理。サプライチェーンの安定を担います。
購買・調達の記事を見る生産管理
需要予測から生産計画を立て、在庫と納期を管理。工場全体の流れを組み立てます。
生産管理の記事を見る工場長・マネジメント
工場のQCD・安全・人材育成に責任を持ち、組織の方針を決めます。
工場長・マネジメントの記事を見るどの職種か迷ったら
職種名がはっきり決まっていない場合は、業種や関心のあるテーマからも探せます。
職種を見比べたあと、社外にどんな仕事や働き方があるかも知りたい方へ、転職・キャリアガイドを用意しています。
製造業の12職種をくらべる
それぞれの職種が何を担い、近い職種と何が違い、誰と何を受け渡し、どんな製品のどの工程で活躍するのか。職種ごとに1枚にまとめました。職種名・所属・担当範囲は会社によって異なります。
設計・開発
機械設計
製品や設備の機構・構造を考え、3D CADで形状を決め、強度や動作を検証して図面にまとめる。構想設計から詳細設計、試作評価、出図後の量産支援までを担う。
近い職種との違い電気・電子設計が回路や制御盤を扱うのに対し形状・構造・寸法を扱い、生産技術とは「何をつくるか」を決める側として分担する。
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電気・電子設計
製品や設備に組み込む電気回路・電子回路・制御盤を設計する。仕様検討から回路設計、部品選定、基板・盤設計、ノイズや温度の評価、安全規格への適合までを担う。
近い職種との違い機械設計が形や構造を、ソフトウェア・組込みがプログラムを扱うのに対し、電気を通す回路と部品、その安全性を担う。
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ソフトウェア・組込み
製品や設備を動かすマイコン・PLC・制御ソフトウェアを開発する。要件定義から設計、実装、実機でのテスト、出荷後の不具合対応や機能追加までを担う。
近い職種との違い電気・電子設計が回路をつくるのに対しその上で動くプログラムを担い、社内の業務システムを扱う情報システム部門とは対象が異なる。
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15製品で14工程
生産・製造
生産技術
量産ラインの工程設計から設備・治具の導入と立ち上げ、稼働後の改善・原価低減までを担う。設計の図面を量産できる形に落とし込み、設計と製造の間をつなぐ。
近い職種との違い設備保全が導入後の設備を良い状態に保つのに対し、工程や設備をどうつくり、どう変えるかを考えて、製造・オペレーションが生産するための条件を整える。
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15製品で90工程
製造・オペレーション
生産ラインで決められた品質・数量・納期を守りながら、設備の操作や加工・組立・検査を行う。段取りから生産実績・異常の記録、作業の改善活動までを担う。
近い職種との違い生産技術が工程や作業標準を用意し、生産管理が計画を立てるのに対し、その計画と標準に沿って実際に製品をつくり、現場で気づいた問題を返す。
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15製品で127工程
設備保全
工場の生産設備が止まらないよう、点検計画を立て、日常・定期点検や予防保全を行う。故障時には原因を突き止めて復旧し、故障データから再発防止策をまとめる。
近い職種との違い生産技術が新しい設備や工程を導入するのに対し、導入後の設備を良い状態に保ち、止まったときに直すことを担う。
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15製品で45工程
品質・技術
品質保証・品質管理
製品の品質基準と検査方法を決め、受入・工程・出荷の各段階で品質を確かめ、不具合の原因究明と再発防止を進める。顧客対応や品質マネジメントシステムの運用、仕入先の指導も担う。
近い職種との違い製造が工程で品質をつくり込み、設計が製品の仕様を決めるのに対し、基準を定めて確かめ、不具合の発生と流出を防ぐ仕組みを担う。
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研究開発
新しい材料・技術・製品の種を研究し、事業化につなげる。テーマ設定から実験・評価、特許出願、製品開発部門への技術移管までを担う。
近い職種との違い設計が仕様を満たす製品の形をまとめるのに対し、その前の段階で技術が成り立つかを確かめる。
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技術営業・FAE
技術の知識をもとに顧客の課題と要求仕様を聞き取り、製品や仕様を提案する。見積・仕様調整から納入・立ち上げの支援、導入後の技術的な問い合わせへの対応までを担う。
近い職種との違い一般の営業より技術的な説明と仕様調整の比重が大きく、設計とは顧客側の条件を社内へ持ち込み、社内の回答を顧客へ返す側として分担する。
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管理・企画
購買・調達
製品づくりに必要な材料・部品・設備を、適正な品質・価格・納期で調達する。需要の把握から仕入先の選定、交渉・契約、発注・納期管理、仕入先の評価とリスク管理までを担う。
近い職種との違い生産管理が何をいつどれだけ必要とするかを計画するのに対し、どこからどの条件で買うかを決め、仕入先とのやり取りを担う。
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生産管理
受注や需要予測をもとに生産計画を立て、材料・人・設備の手配と進捗の管理を通じて、納期どおりの出荷につなげる。在庫と生産効率の釣り合いを見ながら計画を調整する。
近い職種との違い購買・調達が仕入先とのやり取りを担うのに対し、社内で何をいつどれだけつくるかを計画し、製造・オペレーションの進捗に合わせて調整する。
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工場長・マネジメント
工場の安全・品質・コスト・納期・人材について方針と目標を定め、生産・投資・人員の計画や、部門をまたぐ課題への判断を担う。設備投資や人材育成、地域との関係づくりにも関わる。
近い職種との違い各部門の管理職が担当部門の運営を受け持つのに対し、複数の部門にまたがる優先順位や資源配分を扱い、本社や経営層とは工場の立場から計画をすり合わせる。
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製造業の仕事を場面でたどる
新製品の立ち上げや不良の発生など、よくある場面で、どの職種がどの順番で動くのかを職種つながりマップで追えます。
技術営業・FAEが顧客の要求を整理し、研究開発が必要な技術の成立条件を確かめる。
5段階でたどる →不良が見つかった製造・オペレーションが不良品を分けて発生状況を記録し、品質保証・品質管理へ伝える。
5段階でたどる →設備が止まった製造・オペレーションが安全を確保して決められた停止対応を行い、設備保全へ症状を伝える。
5段階でたどる →急な増産が必要になった技術営業・FAEが増産の数量と期限を社内へ共有し、生産管理が必要な生産能力を整理する。
5段階でたどる →部材が入らず、代替品を検討する購買・調達が供給の問題と代替候補を共有し、生産管理が影響する製品・数量・時期を整理する。
5段階でたどる →製造業の職種を図解で深く知る
職種のつながりだけでなく、業種や製品の工程、いま注目のテーマからも仕事を見られます。