食品・医薬・日用品の企業
食品・医薬・日用品業界を構成する食品・飲料・医薬品・化粧品・日用品などの企業を紹介します。事業領域・規模・地域・技術領域から企業を探し、関連する記事とあわせて業界の全体像をつかむことができます。
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主要企業の事業と会社全体の規模を知る
食品・医薬・日用品の業種ページで紹介している主要8社の、事業の中身と会社全体の規模を決算資料の数字で並べました。業界の企業を網羅した一覧ではなく、並びは順位でもありません。
売上・従業員数は会社全体(連結)の数字で、この業種以外の事業も含みます。この業種の事業だけの規模や市場シェアは、この表からは比べられません。決算期・会計基準が違い、利益率には一時的な要因が入ることもあります。海外売上の割合は販売先の地域の割合で、海外で働く人の割合ではありません。仕事内容・働き方や、製品の仕様・品質・供給の条件は、各社の公式情報で確かめてください。
| 会社 | 主な事業・製品 | 売上(連結・会社全体) | 営業利益率 | 従業員数(連結) | 海外売上の割合 | 決算期 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アサヒグループホールディングス食品・飲料メーカー | 酒類(ビール類)・飲料・食品 | 28,947億円売上収益 | 6.4%会社の独自指標とは異なる(下の注記) | 28,560人 | 56.0% | 2025年12月期IFRS | |
| キリンホールディングス食品・飲料メーカー | 酒類・飲料・医薬・ヘルスサイエンス | 24,334億円売上収益 | 8.6%会社の独自指標とは異なる(下の注記) | 31,144人 | 47.1% | 2025年12月期IFRS | |
| 味の素食品・飲料メーカー | 調味料・食品・冷凍食品・ヘルスケア等(電子材料ABF含む) | 15,837億円売上高 | 12.6%会社の独自指標とは異なる(下の注記) | 34,787人 | 63.9% | 2026年3月期IFRS | |
| 日清食品ホールディングス食品・飲料メーカー | 即席めん(国内・米州・中国)・低温・飲料・菓子 | 7,881億円売上収益 | 7.9%会社の独自指標とは異なる(下の注記) | 17,988人 | 38.2% | 2026年3月期IFRS | |
| 武田薬品工業医薬品・日用品メーカー | 消化器系・炎症性疾患・ニューロサイエンス・オンコロジー・血漿分画製剤・ワクチン | 45,057億円売上収益 | 0.1%一時的な要因を含む(下の注記) | 47,029人 | 90.4% | 2026年3月期IFRS | |
| 第一三共医薬品・日用品メーカー | がん領域の抗体薬物複合体(エンハーツ・ダトロウェイ)・国内の医療用医薬品(ジャパンビジネスユニット)・ヘルスケア(OTC医薬品) | 21,230億円売上収益 | 10.8%会社の独自指標とは異なる(下の注記) | 20,171人 | 72.7% | 2026年3月期IFRS | |
| 花王医薬品・日用品メーカー | ハイジーンリビングケア(衣料用洗剤・紙おむつ等)・ヘルスビューティケア・化粧品・ケミカル(油脂・機能材料・情報材料) | 16,886億円売上高 | 9.7% | 31,514人 | 42.9% | 2025年12月期IFRS | |
| ユニ・チャーム医薬品・日用品メーカー | パーソナルケア(紙おむつ・生理用品・大人用排泄ケア)・ペットケア | 9,453億円売上高 | 11.5%コア営業利益で計算一時的な要因を含む(下の注記) | 16,542人 | 63.8% | 2025年12月期IFRS |
2026年10月10日時点で確認した、各社の公表済みの通期決算です。
数値の出典と注意点を見る
- アサヒグループホールディングス:IFRSの営業利益(その他の営業収益・費用を含む)。会社が重視する事業利益は2,630.0億円(売上収益事業利益率9.1%)で別。2025年9月のサイバー攻撃によるシステム障害の影響などで事業利益が減益、その他の営業費用825億円(前期413億円)も増え、営業利益は前期比30.9%減。決算短信は2026年7月8日、有価証券報告書は提出期限延長の承認を受け2026年7月27日に提出
- キリンホールディングス:IFRSの営業利益(その他の営業収益・費用を含む)。会社が重視する事業利益は2,517.9億円(売上収益事業利益率10.3%)で別。報告セグメントは酒類・飲料・医薬・ヘルスサイエンスの4つ
- 味の素:IFRSの営業利益(その他の営業収益・費用を含む)。会社が重視する事業利益は1,811.6億円(売上高事業利益率11.4%)で別。本社ビル土地・建物の譲渡益などでその他の営業収益が486億円となり、営業利益は前期比75.0%増
- 日清食品ホールディングス:IFRSの営業利益(その他の収支を含む)。会社が重視するコア営業利益706.0億円・既存事業コア営業利益は別。営業利益は前期比16.2%減
- 武田薬品工業:IFRSの営業利益(その他の営業収益・費用を含む)。2026年5月18日のAMITIZA米国反トラスト訴訟の陪審評決を受け、後発事象として訴訟引当金4,035億円を計上し2025年度決算を修正(2026-05-19開示 https://www2.jpx.co.jp/disc/45020/140120260519540332.pdf)。修正後の営業利益は62.2億円(前期比98.2%減、有価証券報告書2026-06-17提出)。5月の当初決算短信の営業利益とは異なるので注意。会社が重視するCore営業利益は別(修正の影響なし)
- 第一三共:IFRSの営業利益(一過性の収益・費用を含む)。製造委託先への損失補償等の一過性費用1,529.7億円を計上し前期比31.0%減益。会社が重視するコア営業利益は3,599.6億円(コア営業利益率17.0%)
- 花王:IFRSの営業利益(その他の収益・費用を含む)
- ユニ・チャーム:連結損益計算書に「営業利益」の行がないため代替指標としてコア営業利益(売上総利益-販売費及び一般管理費)を使用。その他の収益95.05億円・その他の費用164.10億円(インドGST制度改正に伴う評価損69.2億円、減損等)は含まない
- アサヒグループホールディングス(2025年12月期):IR資料(PDF)
- キリンホールディングス(2025年12月期):有価証券報告書
- 味の素(2026年3月期):IR資料(PDF)
- 日清食品ホールディングス(2026年3月期):有価証券報告書
- 武田薬品工業(2026年3月期):有価証券報告書
- 第一三共(2026年3月期):IR資料(PDF)、IR資料(PDF)
- 花王(2025年12月期):IR資料(PDF)、有価証券報告書
- ユニ・チャーム(2025年12月期):IR資料(PDF)、有価証券報告書
- 営業利益率=営業利益÷売上(編集部の計算)。海外売上の割合は会社の開示か、地域別の売上から編集部が計算したものです。
公表された工場投資
| 会社 | 場所 | 何をつくる・増やすか | 公表された投資額 | 主な予定・進捗 | 状況 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| わらべや日洋HD | 米国 オハイオ州 | コンビニ向け中食の新工場 | 約8,150万ドル | 一度も稼働しないまま中止を決定 | 中止 | 発表の内容を記事で読む → |
| 富士フイルム | 福島県 広野町 | ADC原料(リンカー・ペイロード)の製造設備 | 発表資料に記載なし | 2028年に稼働予定 | 計画 | 発表の内容を記事で読む → |
| 森永乳業 | 福井県 福井市 | ビフィズス菌末・乳酸菌末の生産設備増強 | 約20億円 | 2029年1月に稼働予定 | 計画 | 発表の内容を記事で読む → |
| 扶桑薬品工業 | 岡山県 里庄町 | 岡山第二工場(透析剤・内用剤) | 約140億円 | 2028年12月に製造開始予定 | 計画 | 発表の内容を記事で読む → |
MONOSCOPEの記事で紹介した案件です。投資額と予定は発表時点の計画で、変わることがあります。状況は2026年10月10日時点で、採用の募集や製品の供給の開始を表すものではありません。報道だけの案件は載せていません。すべての工場投資を見る →
関連する統計区分の企業の規模(2021年6月時点)
総務省・経済産業省「経済センサス‐活動調査」(令和3年)の企業の数を、日本標準産業分類の区分で集計した数字です(一部の区分:食料品+飲料・たばこ・飼料のみ。医薬品・化粧品(中分類16の一部)は入らない)。中小企業・小規模企業の分け方は中小企業庁の定義(製造業は資本金3億円以下または従業者300人以下、小規模は20人以下)を、調査の従業者数の区切りに当てはめた編集部の集計で、公表された割合ではありません。MONOSCOPEの業種とは対象が違い、上の8社以外の会社の内訳を表すものでもありません。工場などの拠点の数(事業所数)とも違います。業種全体の利益や設備投資は業種のページにあります。
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